リアルタイム高速可逆圧縮CVC Codec(FPGA IP Core)

FPGA用高速可逆データ圧縮IPコアシリーズ

画像データ・波形データなどの自然情報に特化した弊社オリジナルの可逆データ圧縮アルゴリズムCVC方式をFPGAで実現したIP Coreです。

これまでの圧縮

  • 圧縮処理が重く時間がかかりすぎる
  • データにより処理速度が大きく変動
  • 回路規模が大きく、組み込みに不向き
  • データの内容によっては圧縮率が低い
  • フリーウェアではライセンスが不明瞭なことも
  • 一般的な圧縮では解凍が容易にできてしまう

CVC Codecなら

  • 従来方式に比べ、圧倒的な高速処理を実現
  • データ入力後瞬時に圧縮開始、低レイテンシ設計
  • 処理速度の変動が少なく、リアルタイム性に優れる
  • コンパクトな回路規模で既存システムへの実装が容易
  • 従来の可逆圧縮に比べ、高い圧縮率
  • 独自処理のためセキュリティが高い
  • ライセンスフリーの展開専用ライブラリ付き(機能制限版)

CVC Codecの利用イメージ

CVC Codecは、FIFOのようなイメージの構成になっており、入力データ(パラレル)と制御信号(Clock、Enableなど)のインターフェイスでデータを受け渡しします。

CVC Codec / Encoder

Encoderの入力データとして、センサーからのデジタルデータなどを入力することにより、2~10ラインのレイテンシで、圧縮データが出力されます。
CVC Codec / Encoderイメージ図

CVC Codec / Decoder

Decoderの入力データとして、Encoderからの圧縮データなどを入力することにより、2~10ラインのレイテンシで、元データが出力されます。
CVC Codec / Decoderイメージ図

ラインナップ

  • 色空間(Gray/Bayer/RGB/YUV)
  • 分解能(8~16bit)
  • 処理速度(PixelClock x1/x2/x4/x8)

対応デバイス

  • XILINX / ALTERA社 各種デバイス 
    詳細につきましては、お気軽にお問合せください。

CVC Codecの活用アイデア

外観検査装置(自動車/電子部品等)の画像データ全数保存
連続体(シート/パネル等)検査画像の全数保存
自動運転/先進安全システム用カメラデータの帯域確保・保存
IoT/クラウド/データセンター内の画像・波形データ圧縮
遠隔監視システムの通信高速化・省電力化
研究施設での実験データ保存